2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.1 プラズマ生成・制御

[21a-W611-1~11] 8.1 プラズマ生成・制御

2016年3月21日(月) 09:00 〜 12:00 W611 (西6号館)

白井 直機(首都大)、三沢 達也(佐賀大)

09:15 〜 09:30

[21a-W611-2] 大気圧非平衡放電プラズマによる界面活性剤水溶液の分解

湯地 敏史1、岡村 好美1、有井 秀和1、木之下 広幸1、青木 慎二2 (1.宮崎大学、2.ADTEC Plasma Tech.Co.,Ltd.)

キーワード:界面活性剤、Ar + H2混合ガス、大気圧プラズマ

これまで著者らは,大気圧非平衡放電プラズマを用いて,色素を含んだ有機物水溶液にプラズマを照射することで,水溶液そのものの色素の色の変化及び,水溶液中のpH値をプラズマ中から放出されるラジカルにより変化させることを確認できている。そこで,本報告においては,大気圧非平衡放電プラズマにアルゴンガス及びアルゴン-水素混合ガスを用いることで,メチレンブルー法により,界面活性剤入り水溶液中のpH値を変化させて,水溶液中の界面活性剤の分解をラジカルの作用により確認することができたので報告する。