[21a-W621-1~12] 8.6 プラズマライフサイエンス

△ [21a-W621-12] 大気圧空気プラズマ中の活性種によるイネ防御関連遺伝子に対する発現誘導効果

〇小西 秀明¹、嶋田 啓亮¹、高島 圭介¹、安藤 杉尋²、高橋 英樹²、金子 俊郎¹ (1.東北大院工、2.東北大院農)

キーワード：プラズマ農業、活性酸素種、誘導抵抗性

筆者らは大気圧空気プラズマによるイネ種籾抵抗性誘導を目指している．電極構造の異なる2種類のプラズマ装置を作製し，イネ種籾に対してプラズマ照射を行った．マイクロアレイ解析によりプラズマ照射イネ種籾の網羅的な遺伝子発現解析を行ったところ，プラズマ照射によって防御関連遺伝子の発現が誘導されていることが分かった．講演では，プラズマにより生成される化学種の組成による遺伝子発現の変化についても詳細に報告する．