2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[21a-W621-1~12] 8.6 プラズマライフサイエンス

2016年3月21日(月) 09:00 〜 12:15 W621 (西6号館)

平田 孝道(都市大)

09:15 〜 09:30

[21a-W621-2] プラズマ由来液中活性種が誘導する細胞内カルシウム濃度上昇・振動

佐々木 渉太1、保苅 雄太郎1、神崎 展2、金子 俊郎1 (1.東北大院工、2.東北大院医工)

キーワード:大気圧プラズマ、プラズマ医療、カルシウムシグナリング

近年,生体組織に対する非平衡大気圧プラズマの医療応用が盛んに研究されている.筆者らはこれまで,プラズマ照射を用いて空間選択的に遺伝子・薬剤を細胞内に導入可能であることを実証し,その要因の1つが液中化学活性種であることを明らかにしてきた.本講演では,液中活性種を細胞が感受する機構について,幅広い細胞応答を制御する細胞内カルシウムイオンの濃度 ([Ca2+]i) に着目して詳細に調べたので報告する.