[21a-W621-1~12] 8.6 プラズマライフサイエンス

△ [21a-W621-9] 高速原子間力顕微鏡を用いたプラズマ活性培養液による脂質二重膜の形状変化の解析(Ⅱ)

〇戸波 卓也¹、倉家 尚之¹、橋爪 博司¹、近藤 博基¹、石川 健治¹、竹田 圭吾¹、田中 宏昌¹、関根 誠¹、伊藤 昌文²、手老 龍吾³、堀 勝¹ (1.名大院工、2.名城大、3.豊橋技科大)

キーワード：プラズマ活性培養液、脂質二重膜、高速原子間力顕微鏡

近年、大気圧プラズマは医療・農業分野への応用が期待されている。我々は培養液にプラズマを照射したプラズマ活性培養液(PAM)によるがん細胞の選択的死滅効果や、加齢黄斑変性に対する有用性を見出した。我々はこれまで、高速原子間力顕微鏡(HS-AFM)を用いて細胞膜の基本構造である脂質二重膜でのPAMによる孔形成を報告した。今回、PAMが脂質二重膜の表面形態に及ぼす影響について、含有成分の一つである過酸化水素の効果について報告する。