2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[21a-W833-1~12] 11.4 アナログ応用および関連技術

2016年3月21日(月) 09:00 〜 12:15 W833 (西8号館)

山下 太郎(情通機構)、藤井 剛(産総研)

09:00 〜 09:15

[21a-W833-1] 究極的な極低暗計数率を有するSSPDの作製

柴田 浩行1、清水 薫2、武居 弘樹2、都倉 康弘2 (1.北見工大、2.NTT物性研)

キーワード:超伝導体、単一光子検出器

暗計数率は単一光子検出器における最も重要な性能指数の一つである。光学バンドパスフィルタを3Kに冷却して検出器の入力に加え、光ファイバを通じて流入する室温の黒体輻射による暗計数率を削減した。透過帯域幅20nmで帯域外の黒体輻射を完全にブロックすることにより暗計数率の4ケタ削減に成功した。残りの暗計数率は透過帯域幅の黒体輻射によるもので究極的な暗計数率を得た。