2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[21p-H116-1~22] 3.8 光計測技術・機器

2016年3月21日(月) 13:15 〜 19:00 H116 (本館)

金 蓮花(山梨大)、石井 昌憲(情通機構)

14:15 〜 14:30

[21p-H116-5] 波長掃引型OCTを用いた多層構造試料の空間分解スペクトル計測

〇(M1C)大仁田 竜馬1、塩田 達俊1 (1.埼玉大大学院)

キーワード:光コヒーレンストモグラフィ、空間分解分光、近赤外分光計測

物体の表面形状や内部構造の断層像を計測する技術としてOCTが盛んに研究されている。OCTは光学干渉計内で参照光とプローブ光を合波させ干渉信号を計測することで断層像を取得する。一方でプローブ光は試料内媒質を伝播することから、波長に依存した光吸収の影響を受けることになる。したがって干渉信号を数値的に解析すれば、試料の各層毎の分光計測が可能であると我々は考えている(空間分解分光)。