[21p-H121-1~17] 15.4 III-V族窒化物結晶

△ [21p-H121-9] 微傾斜(0001)サファイア基板上に作製したAlGaN量子細線構造における輻射再結合過程の増強

〇早川 峰洋¹、林 佑樹¹、市川 修平¹、船戸 充¹、川上 養一¹ (1.京大院工)

キーワード：窒化アルミニウムガリウム、量子細線、輻射再結合

PL測定により、微傾斜(0001)サファイア基板上に作製したAlGaN量子細線構造の熱消光が従来の量子井戸に比べ大幅に抑えられることを観察した。本結果は量子細線固有の特性として、温度上昇に伴う輻射再結合過程の長寿命化が量子井戸と比べて抑制されたことを強く示唆しており、発光構造として量子細線が有望であることを示している。