2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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[21p-H135-1~11] 社会実装を見据えたテラヘルツ新技術の展開

2016年3月21日(月) 13:30 〜 18:00 H135 (本館)

永井 正也(阪大)

15:15 〜 15:30

[21p-H135-5] 差周波発生テラヘルツ量子カスケードレーザ光源の超広帯域動作

藤田 和上1、伊藤 昭生1、日髙 正洋1、道垣内 龍男1、枝村 忠孝1、山西 正道1 (1.浜ホト中研)

キーワード:量子カスケードレーザ、テラヘルツ、差周波発生

近年,室温動作可能な小型テラヘルツ(THz)光源として,2波長発振する中赤外量子カスケードレーザ(MIR-QCL)キャビティ内における差周波発生(DFG)を用いたDFG THz-QCL光源が注目されている.我々は独自に考案した結合二重上位準位構造を用いてDFG THz-QCLを作製し,室温でTHz発生に成功している.今回,素子構造の最適化を進め,1オクターブを超える超広帯域スペクトルが可能なDFG THz-QCLを実現したので報告する.