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[21p-H135-9] テラヘルツ分光を利用したゴム加硫反応イメージング
キーワード:テラヘルツ、ゴム、非破壊評価
我々は、テラヘルツ時間領域分光法によるゴム非破壊評価の開発を進めている。これまでゴム製品で用いられる各種配合剤のTHz吸収スペクトルやフィラー剤の分散可視化について主に研究を行ってきた。現在、これに加えてゴム製造の最終工程である加硫(架橋)反応の可視化の検討を進めている。今回、詳細な加硫反応の進行状況のTHzイメージングを試みると同時に、混練りの状態を評価できる可能性も明らかとなったので報告する。