2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[21p-P1-1~15] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2016年3月21日(月) 13:30 〜 15:30 P1 (屋内運動場)

13:30 〜 15:30

[21p-P1-14] 任意の電場を考慮した赤外吸収分光の理論計算手法の開発

岩佐 豪1,2、竹中 将斗1、武次 徹也1,2 (1.北大理、2.京大ESICB)

キーワード:近接場赤外吸収分光、電子状態計算、多重極ハミルトニアン

物質近傍に局在する近接場光を利用した振動分光では、双極子禁制励起や局所分光が可能となるが、その解析には局在光の非一様電場と分子振動の相互作用を適切に記述する理論手法が必要である.本研究では近接場光などの非一様な電場と分子振動の相互作用の定式化、および電子状態計算による赤外吸収スペクトルの計算手法とその適用結果に関する最近の進展を報告する.