2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[21p-S224-1~15] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2016年3月21日(月) 13:45 〜 18:45 S224 (南2号館)

志村 努(東大)、山本 裕紹(宇都宮大)、田原 樹(関西大)、高木 康博(農工大)

18:30 〜 18:45

[21p-S224-15] 単一光子意思決定の理論:幾何学及び圏論による構造分析

成瀬 誠1、堀 裕和2、青野 真士3,4、Huant Serge5、金 成主6 (1.情通機構、2.山梨大、3.東工大、4.JSTさきがけ、5.Inst. NEEL, CNRS and Univ. Joseph Fourier、6.物材機構)

キーワード:単一光子、意思決定

動的に変化する不確実環境での意思決定は,ベターな選択肢の探索と速やかな決断という難しい相反を孕む.我々は単一光子を用いた物理的意思決定に成功したが,このシステムは,単一光子の偏光,報酬の有無など,多数の要素が絡み合って動作しており理論的構造解明が重要である.本研究は,圏論を規範とし本システムが三角圏の8面体図式を満たすことを見出した.これによりシステム要素の依存関係の明確な整理・評価を可能とした.