2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[21p-S224-1~15] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2016年3月21日(月) 13:45 〜 18:45 S224 (南2号館)

志村 努(東大)、山本 裕紹(宇都宮大)、田原 樹(関西大)、高木 康博(農工大)

14:15 〜 14:30

[21p-S224-3] フォトクロミック材料を用いたボリュームディスプレイにおける濃淡表現

〇(B)川島 史也1、平山 竜士1、成瀬 誠2、白木 厚司1、中山 弘敬1、角江 崇1、下馬場 朋禄1、伊藤 智義1 (1.千葉大工、2.情報通信研究機構)

キーワード:ボリュームディスプレイ、フォトクロミック材料

我々は外部から非接触で制御可能なボリュームディスプレイとして,紫外光を照射すると着色し,可視光を照射すると消色するフォトクロミック材料を用いる手法を提案している.本研究ではフォトクロミック材料をシリコーンの樹脂中に留めたボクセルを立体状に形成し,見る面によって異なる絵が確認できるディスプレイを作製した.このディスプレイにおいて観察方向に対するボクセルの重なりを調節することで濃淡の表現を実現した.