[21p-W323-1~11] 9.4 熱電変換

[21p-W323-8] 酸化物超伝導体を用いた白金の絶対ゼーベック係数測定

〇天谷 康孝¹、島崎 毅¹、河江 達也²、藤木 弘之¹、山本 淳¹、金子 晋久¹ (1.産総研、2.九大工)

キーワード：熱電発電、ゼーベック効果、計量標準

ゼーベック係数は標準物質であるPt(白金)の相対値として計測され、熱電材料性能指数の中でSI基本単位に遡れない唯一の物理量である。産総研では材料開発支援と標準整備を目的に絶対ゼーベック係数の計測技術開発に着手した。本研究では、従来のPb材との相対測定とは異なり、Ptと酸化物超伝導体YBCO材との超伝導熱電対回路の熱起電力測定からゼーベック係数の直接測定を試みた。