2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » CS.2 3.7, 12.6, 12.7のコードシェアセッション「レーザー・ナノ・バイオ ―プロセシングとセンシングの融合に向けて―」

[21p-W331-1~19] CS.2 3.7, 12.6, 12.7のコードシェアセッション「レーザー・ナノ・バイオ ―プロセシングとセンシングの融合に向けて―」

2016年3月21日(月) 13:45 〜 19:00 W331 (西2・3号館)

竹原 宏明(奈良先端大)、細川 陽一郎(奈良先端大)、三浦 篤志(北大)

16:45 〜 17:00

[21p-W331-12] 物理ストレスを受けたミトコンドアの力印加共焦点光学顕微鏡による活性酸素応答測定

本田 諭志1、李 永波1、上田 雅1、長崎 秀昭1、岩見 健太郎1、太田 善浩1、梅田 倫弘1 (1.農工大工)

キーワード:ミトコンドリア、活性酸素、力印加共焦点光学顕微鏡

ミトコンドリアは細胞のエネルギーを産生する一方で毒性物質の活性酸素(ROS)を産生する.その生物がいる体内は様々な物理ストレスが付加される.特に虚血再灌流障害では,狭小化された血管への血流によって生じる細胞への物理ストレスが,ミトコンドリアのROS産生を促すことが示唆されている.これを証明するため,本研究は力印加共焦点光学顕微鏡(F-CLSM)を構築し,単一ミトコンドリアへの機械刺激に対するROS応答測定を行った.