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[21p-W331-8] Bull’s Eye構造のプラズモニックチップを用いた蛍光標識ナノ粒子の蛍光顕微鏡観察
キーワード:プラズモニックチップ、蛍光顕微鏡観察、Bull's Eye構造
本研究では、Bull’s Eye構造と呼ばれる同心円状の周期構造を用いた格子結合型表面プラズモン励起増強蛍光法による蛍光標識ナノ粒子の励起増強蛍光観察を行った。 Bull’s Eye構造による蛍光計測では、ある特定の方向の入射面をもつ光しか利用できない一次元や二次元のアレイと異なり、あらゆる方位角からの入射光をプラズモンカップリングに利用することができ、顕微鏡下における多様な入射角を含む照射光の効率的利用が可能であると期待できる。