[21p-W351-1~16] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[21p-W351-1] 【講演奨励賞受賞記念講演】 導電性高分子ナノシートの開発と生体電極への応用

〇山岸 健人¹、藤枝 俊宣^1,2、武岡 真司¹ (1.早大院先進理工、2.JSTさきがけ)

キーワード：導電性高分子、PEDOT:PSS、生体電極

我々は、導電性高分子ポリ（3,4-エチレンジオキシチオフェン）:ポリスチレンスルホン酸（PEDOT:PSS）からなる膜厚数10～数100 nmの自己支持性超薄膜（導電性ナノシート）を開発した。グラビア印刷機を用いたロール・ツー・ロール方式にて大面積かつ大量に導電性ナノシートを調製する技術の確立にも成功した。そこで、この導電性ナノシートの高い柔軟性と密着性を利用し、発汗・運動時にも安定に生体電気信号を計測できる生体電極として応用した。