[21p-W521-1~18] 12.4 有機EL・トランジスタ

[21p-W521-12] イオンゲル駆動両極性有機薄膜トランジスタの高電荷密度状態におけるESR研究

〇井口 翔平¹、櫻井 勇希¹、藤田 直大¹、丸本 一弘^1,2 (1.筑波大数物、2.筑波大学学際セ)

キーワード：有機トランジスタ、ESR、イオンゲル

有機薄膜トランジスタは次世代のトランジスタとして注目され、その電荷状態を解明することは基礎・応用の両面で重要な課題である。今回、イオンゲルを用いた両極性有機薄膜トランジスタにESR法を適用し、素子へのホールと電子のキャリア注入を直接的に観測し、素子中に高濃度に蓄積された電荷キャリアの研究を行った。また、ホール注入と電子注入でキャリアが異なる挙動を示すことがわかったので報告する。