2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[22a-P2-1~12] 3.2 材料・機器光学

2016年3月22日(火) 09:30 〜 11:30 P2 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[22a-P2-12] 塗布法によるZnS:Mn無機EL素子の作製

久保田 崇文1、相澤 柊斗1、三浦 登1 (1.明治大学理工学研究科電気工学専攻)

キーワード:無機 EL素子、ZnS:Mn 微粒子蛍光体、塗布法

分散型EL素子は輝度を上げると効率が著しく減少してしまう、高輝度が得られない、寿命が短い、発光色が限定されるといった問題がある。一方で、薄膜型EL素子からは種々の発光色が得られ高輝度も達成されているが簡便な方法では作製が難しい。そこで、微粒子化した薄膜EL素子用の蛍光材料を塗布で作製することを検討している1-3)。これまで得られた素子の発光は、比較的高輝度が得られるものの、薄膜ELに比べると若干輝度が低くその発光特性なども十分に理解されていなかった。そこで、ZnS:Mn微粒子蛍光体の作製プロセスや素子の作製プロセスを検討するとともに、EL素子の特性を詳細に評価することを試みた。