2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[22a-P3-1~16] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2016年3月22日(火) 09:30 〜 11:30 P3 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[22a-P3-12] プレグレッシブ位相共役技術による空間モードの選択的抽出

佐久間 大樹1、岡本 淳1、小田 友和1、後藤 優太1、野澤 仁1、富田 章久1 (1.北大院情報科学)

キーワード:モード分割多重、マルチモードファイバ、デジタル位相共役

超大容量通信を可能とする次世代光通信技術の一つとして,マルチモードファイバ(MMF)を用いたモード多重分割通信が注目されている.その中で,我々はプログレッシブ位相共役技術(PPC)を用いたモード多重化手法を提案してきた.PPCは位相計測技術とデジタル位相共役技術の組合わせによりMMFを伝搬する任意の空間モードの抽出や補償,変換を動的に可能にする.本稿では,850 nmの近赤外光を用いてPPCによる空間モード抽出実験を行った.