2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

合同セッションK » 合同セッションK ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス

[22a-S222-1~8] 21.1 合同セッションK ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス

2016年3月22日(火) 09:30 〜 11:30 S222 (南2号館)

石河 泰明(奈良先端大)

11:00 〜 11:15

[22a-S222-7] 超ワイドギャップアモルファス半導体a-Ga2Oxの実現とGa-Zn-O系のバンドアライメント

金 正煥1、関谷 拓実1、井手 啓介1、平松 秀典1、細野 秀雄1、神谷 利夫1 (1.東工大応セラ研)

キーワード:アモルファス酸化物半導体、酸化ガリウム、ワイドバンドギャップ

アモルファス酸化物半導体a-In-Ga-Zn-OでTFTが実現されるまで、移動度の高いアモルファス半導体をつくること、ましてや実用デバイスがつくれるとは考えられてこなかった。さらに、バンドギャップが大きくなるほど半導体の作製は難しくなる。実際に、結晶b-Ga2O3はもっとも大きなバンドギャップ~4.9 eVを持つ酸化物半導体であるが、これまでアモルファス膜で半導体化されたことはなかった。本研究で我々は、室温で高移動度のa-Ga2Ox膜の作製に成功し、その必要条件を明らかにしたので報告する。