2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22a-W331-1~12] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2016年3月22日(火) 09:00 〜 12:15 W331 (西2・3号館)

寺門 信明(東北大)、本間 剛(長岡技科大)

09:15 〜 09:30

[22a-W331-2] テルライト系ガラスを用いた超高速一括波長変換素子の研究
―紫外光ポーリングの時間依存性―

〇(B)張 存宇1、鈴木 美明1、三田地 成幸1 (1.東京工科大学)

キーワード:非線形光学、テルライト系ガラス

ガラス材料は本来、二次非線形光学特性を示さないが、ポーリング処理を行いガラスサンプルに分極を誘起させ、反転対称性を崩すことで、二次非線形光学特性 を発現させることができる。テルライト系ガラスが紫外光ポーリング処理時間を長くすることで、より高い二次非線形光学定数が得られることが明らかである。 測定結果では、T-W-B-UVs13の二次非線形光学定数は水晶の1.36倍であり、250時間のポーリンク処理によって、水晶の固有値0.4[pm/V]を超えた。