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[22a-W351-8] 有機超酸処理による単層MoS2の100%近いフォトルミネッセンス量子収率化
キーワード:カルコゲン系層状化合物、有機-無機相互作用、フォトルミネッセンス
無機半導体単層MoS2において、これまで知られているフォトルミネッセンス量子収率は僅か~1%足らずである。高特性の光学デバイス作製には、量子収率を上げる必要がある。本研究では、有機分子(有機超酸)の処理により、劇的に量子収率を増大することに成功したので報告する。有機分子の処理後、単層の無機MoS2の量子収率は、ほぼ100%を示すことが観測され、また、空気中に保持してもその状態を維持し続けることが確認された。