2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22a-W611-1~14] 8.3 プラズマ成膜・表面処理

2016年3月22日(火) 09:00 〜 12:45 W611 (西6号館)

金 載浩(産総研)

11:30 〜 11:45

[22a-W611-10] 非平衡大気圧プラズマプロセスによる微細孔内の流速制御

伊藤 巧1、石川 健治1、小野島 大介1、湯川 博1、橋爪 博司1、田中 宏昌1、木原 直人2、龍腰 健太郎2、小高 秀文2、竹田 圭吾1、近藤 博基1、関根 誠1、馬場 嘉信1、堀 勝1 (1.名大院工、2.旭硝子)

キーワード:非平衡大気圧プラズマ、流体制御、表面改質

医療応用デバイスでは、1細胞・1生体物質レベルの生体機能計測が必用とされており、特に、1細胞・1生体物質を捕捉する技術が求められている。細胞のサイズ(10-30 μm)より微細な貫通孔を用いることで、細胞懸濁液から1細胞の捕捉が期待されている。しかし、貫通孔の微細化に伴う、流体輸送の制御が課題となっている。本研究では、非平衡大気圧プラズマによる親水化処理を微細貫通孔の流体制御に応用したので報告する。