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[22a-W833-10] 低エネルギー光子測定による治療用炭素ビーム軌道上の空洞検出のシミュレーションによる評価
キーワード:電子制動輻射、炭素線治療、ビームモニタリング
炭素線治療においてビーム軌道上の空洞の発生はブラッグピークのシフトによる誤照射の原因となり、その発生を照射中に検出できれば、誤照射の影響を軽減する対策を講じることが可能となる。今回、マルチスリット型ガンマカメラによるアクリル製ターゲット中の空洞検出の実現可能性を、モンテカルロシミュレーションで評価した結果、ガンマカメラの検出器へのエネルギー付与が 60 keV 程度となるイベントにより空洞検出が可能であることが分かった。