2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22a-W833-1~12] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2016年3月22日(火) 09:00 〜 12:15 W833 (西8号館)

伏見 賢一(徳島大)、井口 哲夫(名大)

10:30 〜 10:45

[22a-W833-7] 火星衛星表面から放出される中性子強度の水素濃度依存性

〇(B)石井 隼也1、長谷部 信行1,2、草野 広樹2、長岡 央1、内藤 雅之1、吉田 康平1、青木 大輔1 (1.早大理工、2.早大理研)

キーワード:中性子分光計、火星衛星、水素

火星衛星の起源は、始原天体の捕獲によるものなのか(捕獲説)、火星への隕石衝突による飛散物の集積なのか(衝突説)、まだ特定には至っていない。現在日本では、火星衛星の起源の解明を目的とした探査計画が進行中である。中性子分光計による水素濃度定量により、火星衛星の組成が火星物質組成と始原天体組成のどちらに近いのかを判別できる。その中性子分光計の水素濃度定量能力をシミュレーションにより評価した。