[22p-H116-1~6] 15.2 II-VI族結晶および多元系結晶

[22p-H116-4] Cu₂ZnSnS₄バルク多結晶の作製と評価

〇竹内 麻希子¹、大石 耕一郎¹、青柳 成俊¹、西田 元記¹、清水 渉¹、中村 謙太¹、片桐 裕則¹、山﨑 誠¹ (1.長岡高専)

キーワード：ラマン分光、結晶、Cu2ZnSnS4

Cu₂ZnSnS₄は太陽電池材料として最適な1.5 eV程度の禁制帯幅を持っており，正方晶系の類似化合物である。本報告では，溶融法および無加圧真空焼結，放電プラズマ焼結によりCu₂ZnSnS₄ バルク多結晶を作製し，SEM-EDS・粉末X線回折・リートベルト法・ラマン分光法などを用いて結晶の評価を行った。ラマンスペクトルの測定および励起光強度依存性の結果を中心に報告する。