14:15 〜 14:30
△ [22p-S222-8] 溶液法で作製したアモルファスIGZO薄膜の伝達特性に与えるイオン注入とアニールの効果
キーワード:IGZO、溶液法、イオン注入
IGZO前駆体溶液をSiウエハに塗布して大気中250°Cにて焼成した。焼成後にP+イオン注入と250℃アニールを行ったところ、On電流が増大し、ヒステリシスが減少した。Ga3d、In3d5/2、Zn2p3/2電子の結合エネルギーはいずれもイオン注入によって上昇するため、In、Ga、Znより自由電子が供給されると考える。また、酸素欠損はイオン注入後のアニールにより減少し、On電流増加の原因と考える。