[22p-W833-1~7] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

[22p-W833-6] 超高感度迅速放射性炭素同位体分析装置の開発 (3)中赤外域光周波数コム光源の開発

〇西澤 典彦¹、金 磊¹、山中 真仁¹、Sonnenschein Volker¹、富田 英生¹、佐藤 淳史²、大森 茜²、井手野 晃²、大原 利成²、井口 哲夫¹ (1.名大院工、2.積水メディカル(株))

キーワード：光周波数コム、ファイバレーザー、中赤外

光周波数コムは，スペクトルが非常に高い精度で等周波数間隔に並んだ光源であり，精密分光や高精度距離計測の分野において，高機能な新しい光源として注目を集めている．本プロジェクトでは，薬物中に注入した微量な¹⁴Cを高感度に分光検出するために，中赤外域にある¹⁴Cの指紋スペクトルの吸収を用いる．本発表では，我々が取り組んでいる超短パルスファイバレーザーを用いた中赤外コム光源の開発について紹介する．