[5a-A503-1~5] 9.4 熱電変換

[5a-A503-5] d⁰電⼦系ペロブスカイト酸化物の熱電輸送特性計算における交換相関汎関数/ポテンシャル依存

〇大久保 勇男^1,2、森 孝雄¹ (1.物材機構、2.JST-さきがけ)

キーワード：第⼀原理計算、熱電輸送係数計算、d0電⼦系ペロブスカイト酸化物

密度汎関数理論(DFT)とBoltzmann理論を⽤いた電⼦輸送係数計算は、熱電変換物質の研究において広く利⽤されている。DFT計算により得られる電⼦状態から電⼦輸送係数を計算するため、電⼦状態計算の結果が電⼦輸送係数計算に影響を与える。本研究では、広く利⽤されているGGA-PBE汎関数とmBJ交換ポテンシャルの電⼦輸送係数計算における影響を、既知物質であるd⁰電⼦系ペロブスカイト酸化物の計算において⽐較した。当⽇は、GGA-PBEとmBJの電⼦輸送係数計算における差異を詳細に⽐較し議論する。