2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多元系化合物・太陽電池のこれまでとこれから -多元系化合物・太陽電池研究会30周年記念シンポジウム-

[5a-S21-1~7] 多元系化合物・太陽電池のこれまでとこれから -多元系化合物・太陽電池研究会30周年記念シンポジウム-

2017年9月5日(火) 09:30 〜 12:30 S21 (パレスA)

脇田 和樹(千葉工大)

10:00 〜 10:30

[5a-S21-2] CuAlS2系赤色蛍光体の基礎特性と成膜技術

大観 光徳1、石垣 雅1 (1.鳥取大工)

キーワード:CuAlS2:Mn、量子効率、XAFS

I-III-VI化合物の中で最大のバンドギャップを持つCuAlS2に発光中心としてMn2+を付活した赤色蛍光体の基礎物性、特にXAFS測定によるMn置換サイトの解析、置換サイトによる発光特性の違いなどを紹介する。発光効率は、Alサイトに置換し、SiとMgを共添加した試料において外部量子効率64%(室温・バンド端励起)を得ている。また薄膜発光デバイスの開発を目的とした薄膜作製についても述べる。