2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » フォトニクスにおける極限計測技術

[5p-A402-1~6] フォトニクスにおける極限計測技術

2017年9月5日(火) 13:00 〜 16:00 A402 (402+403)

尾松 孝茂(千葉大)、栗村 直(物材機構)

14:45 〜 15:15

[5p-A402-4] 重力波天文学の幕開け

三尾 典克1 (1.東大工光量子)

キーワード:重力波、レーザー干渉計

2016年2月、米国のLIGOプロジェクトが重力波の初検出に成功したと発表した。重力波はアインシュタインの一般相対性理論でその存在が予言されたもので、理論的な予言から100年後、重力波が直接検出された。その検出には巨大な超高感度レーザー干渉計が用いられる。日本でもKAGRAと呼ばれる検出器が建設中である。本講演では、重力波検出の意義とその検出技術、さらに、KAGRAの現状を報告する。