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△ [5p-A414-12] 広帯域ノイズ光と乱数生成用電子回路を用いた実時間物理乱数生成実験
キーワード:ノイズ、乱数生成、スーパールミネッセントダイオード
半導体レーザカオスを用いた高速物理乱数生成方式が提案されている。しかしながら、これらの方式はオフライン上で乱数生成処理を行うため、実時間の乱数生成ではないという問題が挙げられる。そこで本研究では、市販の広帯域ノイズ光源としてスーパールミネッセントダイオード(SLD)を用いて乱数生成用電子回路による実時間での物理乱数生成実験を行うことを目的とする。その結果、生成された乱数は統計検定の全項目に合格し、最大生成速度は21.3 Gb/sであった。