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△ [5p-A414-13] 相互結合された2つの半導体レーザを用いた遅延カオス同期実験におけるリーダ-ラガード関係
キーワード:半導体レーザ、カオス、同期
時間遅延を持たせてレーザを相互結合することにより、遅延カオス同期が達成され、レーザ間でのリーダ-ラガード関係の存在が報告されている。本研究では、相互結合された2つの半導体レーザの遅延カオス同期実験を行った。実験において遅延カオス同期を達成し、半導体レーザ間でリーダ-ラガード関係の入れ替わりを観測した。短時間の相互相関値を計算したところ、遅延時間の間隔でリーダとなるレーザが入れ替わることが分かった。