2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.4 熱電変換

[5p-A503-1~15] 9.4 熱電変換

2017年9月5日(火) 13:45 〜 18:00 A503 (503)

中村 芳明(阪大)、池田 浩也(静岡大)、藤木 弘之(産総研)

15:30 〜 15:45

[5p-A503-7] ZnOナノワイヤ埋め込み構造における結晶性と構造が与える出力因子増大効果

〇(D)石部 貴史1、留田 純希1、渡辺 健太郎1,2、中村 芳明1,2 (1.大阪大学、2.CREST-JST)

キーワード:ZnO、ナノワイヤ、出力因子

可視域で透明なZnOは、透明熱電材料としての応用が期待される。我々は、ZnOナノワイヤ埋め込み構造を形成し、そのナノワイヤ界面を用いて電子散乱制御を行い、出力因子を約2倍増大することに成功した。しかし、出力因子増大には、ナノワイヤ導入効果だけでなく、結晶性も寄与するため、増大機構の物理的理解が難しい。出力因子を最大化するナノ構造薄膜を見出すために、本研究では2つの効果が出力因子に与える影響を明らかにした。