2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[5p-A504-1~17] 12.2 評価・基礎物性

2017年9月5日(火) 13:45 〜 18:15 A504 (504+505)

山田 洋一(筑波大)、筒井 真楠(阪大)

16:00 〜 16:15

[5p-A504-10] ペンタセン単結晶上のC60/Pn積層膜の界面制御と励起子ダイナミクス

岩澤 柾人1、長谷川 友理1、細貝 拓也2、松崎 弘幸2、鶴田 諒平3、中山 泰生3、山田 洋一1、佐々木 正洋1 (1.筑波大数理、2.産総研、3.東理大院理工)

キーワード:有機半導体、単結晶、ペンタセン

本研究では有機P-N接合界面での励起子挙動の解明のため、Pentacene単結晶(PnSC)上にC60とPnを蒸着し、界面形状の異なる2種類の試料(a)C60/Pn/PnSC (b)C60/PnSCを作製した。それらの試料を用いた三重項励起子のTAS計測により、励起子消滅過程は、界面での電荷分離による時定数の短い成分とバルクでの失活による時定数の長い成分を含むことがわかった。当日は、PnSC上でのC60及びPn蒸着膜の成長過程と、2D-GIXDを用いた構造解析の結果と合わせて議論する。