2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[5p-C13-1~15] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2017年9月5日(火) 13:45 〜 18:15 C13 (事務室2-2)

吉田 浩之(阪大)、長尾 祐樹(北陸先端大)、宍戸 厚(東工大)

14:30 〜 14:45

[5p-C13-3] 配向ナノファイバー/ネマティック液晶複合体を用いたNRDガイド型テラヘルツ波移相器

ブイ ヴァン バオ1、小林 寛昌1、ドン クォック トアン1、井上 曜1、森武 洋1 (1.防衛大学校電気電子)

キーワード:テラヘルツ波、NRDガイド、ナノファイバー

近年の無線技術の発達により、大容量かつ高速通信が期待されており、使用する周波数が高周波化している。周波数が100 GHz以上のテラヘルツ波は、その利用が期待されている。我々は、テラヘルツ波を制御する媒体として液晶に着目しており、透過型液晶デバイスにより、テラヘルツ波の位相の制御を行えることを確認している。一方、ミリ波やテラヘルツ波領域で使用可能な導波路としてNRDガイドがある。本研究ではNRDガイドの誘電体として液晶/ナノファイバー複合体を取り上げ、周波数が260~400 GHzのテラヘルツ波帯における移相器について検討したのでその結果について報告する