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[5p-C13-8] 表面偏析と自己集合作用を利用した液晶性ポリマーブラシ構造
キーワード:表面偏析、液晶性高分子、ポリマーブラシ
高密度ポリマーブラシ膜は、高分子主鎖が基板に対して高度に垂直配向した構造をもち、その配向性に由来した特異な高分子物性が注目されている。高密度ポリマーブラシ膜を実現するには、従来、表面開始リビング重合による合成的手法を用いる必要があった。本研究では、液晶性ブロック共重合体の表面偏析現象を利用することで、自己集合的に高密度ポリマーブラシが形成することを見だした。