2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[5p-C13-1~15] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2017年9月5日(火) 13:45 〜 18:15 C13 (事務室2-2)

吉田 浩之(阪大)、長尾 祐樹(北陸先端大)、宍戸 厚(東工大)

16:00 〜 16:15

[5p-C13-8] 表面偏析と自己集合作用を利用した液晶性ポリマーブラシ構造

〇(D)向井 孝次1、原 光生1、永野 修作2、関 隆広1 (1.名大院工、2.名大VBL)

キーワード:表面偏析、液晶性高分子、ポリマーブラシ

高密度ポリマーブラシ膜は、高分子主鎖が基板に対して高度に垂直配向した構造をもち、その配向性に由来した特異な高分子物性が注目されている。高密度ポリマーブラシ膜を実現するには、従来、表面開始リビング重合による合成的手法を用いる必要があった。本研究では、液晶性ブロック共重合体の表面偏析現象を利用することで、自己集合的に高密度ポリマーブラシが形成することを見だした。