2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

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[5p-PA1-1~82] 17 ナノカーボン(ポスター)

2017年9月5日(火) 13:30 〜 15:30 PA1 (国際センター1F)

13:30 〜 15:30

[5p-PA1-22] 液中アーク放電法によって合成されたカーボンナノチューブの熱電特性

引地 優嘉1、伊藤 雅浩1、金 勇一1、中嶋 宇史2、山本 貴博1、西川 英一1 (1.東理大工、2.東理大理)

キーワード:カーボンナノチューブ、ゼーベック効果

私達の身の回りの生活用品におけるエネルギーハーベスティングを考える際、いかに小規模で軽い
発電素子を用いるかが課題である。ゼーベック効果を有するカーボンナノチューブ(CNT)が
強度が高くフレキシブルな熱電発電材料として着目されている。
本研究では、炭素電極間に液中アーク放電を行い、その熱電特性を測定したところ、簡易に合成した材料で50℃付近でゼーベック係数がおよそ40μV/K という結果が得られた。
今回の結果より一つの材料から容易な手順で安価に熱電発電素子の作成が可能である。