13:30 〜 15:30
[5p-PA1-35] 銅ナノ粒子を用いた熱CVD法による湾曲グラフェンの成長
キーワード:湾曲グラフェン、熱CVD法、燃料電池
本研究では、金属ナノ粒子を鋳型とした熱CVD法による湾曲構造を持つグラフェンの作製を試みた。Feナノ粒子による実験で、熱CVDプロセス後の基板表面のラマンスペクトルを観察したところ、グラフェンの2Dバンドと思われるピークを観測した。しかしながら、2Dバンドがブロードであったため不規則な構造が多量に含まれていたと推察される。本講演では、Feナノ粒子をCuナノ粒子に変更し、同様の実験を行った際の結果について議論する。