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[5p-PA3-44] インピーダンス分光法による有機薄膜太陽電池のFF制限要因の解明
キーワード:インピーダンス分光、有機薄膜太陽電池
有機薄膜太陽電池においての最適膜厚の多くは100 nm程度であるが、活性層をさらに厚膜化することができれば光吸収量の向上により短絡電流密度を増加させることができる。しかし、一般に、厚膜化によって曲線因子が低下するためPCEの向上に繋がらない。ここでは、FFの制限要因としてドナー/アクセプター界面における電荷再結合に着目し、インピーダンス分光法を用いて電荷再結合寿命(tavg)の評価を行い、厚膜化が可能なD/A界面構造をtavgの観点から議論した。