13:30 〜 15:30
[5p-PB3-16] スピンコート法で作製したアルミナ薄膜の表面パッシベーション効果
キーワード:シリコン太陽電池、表面パッシベーション、ゾルゲル法
これまで我々は、p 型Si 基板でのパッシベーション膜として期待されるアルミナ膜を、
より簡便なプロセスとして、ゾルゲル法により作製し評価を行ってきた。ゾルゲル法で
は、一般的に焼成処理が必要であるが、成膜条件によってアルミナ膜を作製してから時間
が経過すると少数キャリアライフタイムの低下が見られた。今回は焼成条件の検討を行い、
アルミナ膜を複数回スピンコートし、形成したところ、仮焼成温度によってこれまでより
も高いパッシベーション効果が得られた。今回は、この詳細について報告する。
より簡便なプロセスとして、ゾルゲル法により作製し評価を行ってきた。ゾルゲル法で
は、一般的に焼成処理が必要であるが、成膜条件によってアルミナ膜を作製してから時間
が経過すると少数キャリアライフタイムの低下が見られた。今回は焼成条件の検討を行い、
アルミナ膜を複数回スピンコートし、形成したところ、仮焼成温度によってこれまでより
も高いパッシベーション効果が得られた。今回は、この詳細について報告する。