2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多元系化合物・太陽電池のこれまでとこれから -多元系化合物・太陽電池研究会30周年記念シンポジウム-

[5p-S21-1~7] 多元系化合物・太陽電池のこれまでとこれから -多元系化合物・太陽電池研究会30周年記念シンポジウム-

2017年9月5日(火) 14:00 〜 17:15 S21 (パレスA)

片桐 裕則(長岡高専)

14:45 〜 15:00

[5p-S21-3] 多元化合物半導体を材料とした宇宙用太陽電池の研究開発

今泉 充1、高本 達也2、大島 武3、菅谷 武芳4 (1.宇宙機構、2.シャープ、3.量研、4.産総研)

キーワード:太陽電池、宇宙、放射線耐性

宇宙用太陽電池の材料として,Ⅲ‐Ⅴ族化合物半導体材料はSiと比較すると変換効率が高く耐放射線性にも優れ,かつ多接合構造による高効率化が比較的容易であるという特長がある.そのため現在はInGaP/GaAs/Ge構造の3接合太陽電池に代表されるように,宇宙用太陽電池の主流となっている.一方,CIGS太陽電池は極めて耐放射線性が高いことが示されており,現在Ⅲ-Ⅴ族とのハイブリッド化を検討している.