2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.6 プラズマライフサイエンス

[5p-S22-5~14] 8.6 プラズマライフサイエンス

2017年9月5日(火) 15:15 〜 18:00 S22 (パレスB)

石川 健治(名大)

16:15 〜 16:30

[5p-S22-9] 質量分析法を用いた脂質膜への大気圧プラズマ照射による生成物の分析

大池 郁弥1、須田 善行1、栗田 弘史1、水野 彰1、広瀬 侑1、針谷 達1、谷本 壮1、滝川 浩史1、手老 龍吾1 (1.豊技大院工)

キーワード:大気圧プラズマ、質量分析法

我々は誘電体バリア放電(DBD)照射した支持脂質二重膜(SLB)の挙動を調査してきた。これまでに,DBD照射したSLBにnm〜µmサイズの孔が空くことを明らかにした。孔形成はROS (reactive oxygen species)により脂質分子が酸化されることにより生じると考えられる。今回は,DBD照射したDOPC (dioleoylphosphatidylcholine)ベシクル懸濁液を質量分析することで,DOPCが酸化されることを確認した。