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[5p-S43-6] 宇宙線ラジオグラフィーのための高角度分解能原子核乾板の開発
キーワード:原子核乾板、放射線検出器
我々は、名古屋大学にて180㎛のポリスチレン支持体の両面に原子核乳剤を塗布し製造した原子核乾板を用いて、宇宙線ミューオンラジオグラフィーを行っている。解像度の高いイメージングを行うためには物質中での散乱が小さい高エネルギー成分を選び出す必要がある。より高いエネルギーまで測定するためには、より微小な散乱角を測定する必要があるため、角度精度の向上を図り厚型支持体を用いた原子核乾板の開発を行った。