[6a-A401-1~9] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[6a-A401-8] 298Kにおけるナノポーラスカーボンのヘリウム吸着等温線の測定

〇工藤 悠人¹、小松 啓志¹、津田 欣範^1,2、齋藤 秀俊¹ (1.長岡技科大、2.ヒューズ・テクノネット)

キーワード：ヘリウム吸着等温線、ナノポーラスカーボン

本研究室ではナノポーラスカーボン(NPC)のような極めて高いガス吸着性を有する多孔質材料の正確な真密度を測定する新しい方法として、改良型ヘリウム置換法を提案している。本法で種々のNPCの真密度を測定した結果から、近似直線の傾きは試料により異なることがわかった。我々はこの差がヘリウムガスの吸着性の違いに関連すると考えた。一般的にガス吸着特性を評価する場合は77Kでの窒素吸着等温線を利用する。本法による真密度測定では298 Kでヘリウムガスを使用するので、室温でのヘリウム吸着等温線を測定し、吸着挙動を調査した。