[6a-C11-1~11] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

△ [6a-C11-6] 蛍光性ジアリールエテン自己組織化マイクロ共振器とモード分裂

〇岡田 大地¹、森本 正和²、佐々木 史雄³、Thang Dao⁴、石井 智⁴、長尾 忠昭⁴、入江 正浩²、山本 洋平¹ (1.筑波大学、2.立教大学、3.産総研、4.物質材料機構)

キーワード：フォトクロミック、光共振器、自己組織化

ジアリールエテン（DAE）に代表されるフォトクロミック分子は、光照射による可逆的な色変化および発光色変化を示す材料であり、光スイッチなどへの応用に向けた研究が展開されている。光スイッチを可能とする光共振器は、光メモリーや光集積回路実現のために注目されている。本研究では、蛍光性のジアリールエテンを用いることで、光スイッチを可能とする光共振器の開発を目的とし、自己組織化によるマイクロ構造体の構築を試みた。また、作成した構造体に対し集光したレーザーを照射することで、発光特性および共振器特性の評価を行った。さらに、親水疎水パターン基板を用いた1のアレイ化を行い、マイクロアレイの発光スイッチングについて検討した。