2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[6a-PA3-1~23] 3.9 テラヘルツ全般

3.9と4.7のコードシェアセッションあり

2017年9月6日(水) 09:30 〜 11:30 PA3 (国際センター1F)

09:30 〜 11:30

[6a-PA3-20] 抗マラリア薬のテラヘルツスペクトルに対する計測時温度が与える影響

坂本 知昭1、佐々木 哲朗2、知久馬 敏幸1、香取 典子1、合田 幸広1 (1.国立衛研薬品部、2.静岡大電子工学研)

キーワード:テラヘルツ分光法、抗マラリア薬

THz分光法を用いた医薬品分析の標準化研究の一環として、抗マラリア成分(アルテメーテル(ATM)及びルメファントリン(LFT))の計測時温度がTHzスペクトルに与える影響等について検討を行った。両化合物共に、低温になるについてブロードなピークがシャープとなり分離能が向上した。また一部のピークについてシフト現象が観察され、シフトピーク数ならびにシフト量についてATMの方がLFTよりも顕著に現れた。