2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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[6a-PB1-1~46] 11 超伝導(ポスター)

2017年9月6日(水) 09:30 〜 11:30 PB1 (国際センター2F)

09:30 〜 11:30

[6a-PB1-40] 高温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+δを用いたTHz波発振素子の発振強度に関する研究

湯浅 拓実1、柏木 隆成1、小守 優貴1、田中 大河1、太田 隆晟1、桑野 玄気1、田邊 祐希1、中村 健人1、今井 貴之1、大野 雪乃1、金子 陽太1、鍾 俊蘭1、辻本 学1、山本 卓2、南 英俊1、門脇 和男1 (1.筑波大数理物質、2.デルフト工科大)

キーワード:ジョセフソン効果、THz、高温超伝導体

高温超伝導体Bi2212単結晶の表面をメサ状に加工した素子からTHz帯の電磁波を得る。この素子では動作時のジュール熱が発振特性に大きな影響を与えることから特性の評価が困難であった。現在、我々は排熱効率を改善した素子構造を用いて、素子の発振出力の決定要因を調べている。最近では排熱効率の改善により、TM(2,0)のような高次のモードも明確に観測されるようになっており、当日はそれらの結果も含めて議論する予定である。