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[6a-S41-4] X線Talbot-Lau干渉計による位相敏感スキャナ開発の現状
キーワード:X線位相イメージング、スキャナ
おもに軽元素からなる物体を撮影するX線位相イメージングは、X線Talbot-Lau干渉計を採用することで、一般的に使用されているX線源を用いて可能となる。ただし、静止している被写体に対して機能する。我々は、ベルトコンベアなどの上で移動する物体に適合するスキャナタイプの装置を開発してこれを解決した。さらに、被写体構造の異方性を可視化するベクトルラジオグラフィに適用できるように改良したので報告する。