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△ [6a-S44-7] Cuナノ粒子析出反応の速度論的解析と粒径分布制御
キーワード:ナノ粒子、粒径分布
液相還元法による金属ナノ粒子の合成プロセスにおいて,浴に添加する前駆体,還元剤,分散剤などの種類や濃度,pHや反応温度などの合成条件は,析出するナノ粒子の形態や性質に大きく影響を与える。そのため,求める性状のナノ粒子を得るためには,これらの種々のパラメータを適切に制御し,最適な合成条件を決定する必要がある。本研究では,混成電位およびQuartz Crystal Microbalance(QCM)測定を用いた速度論的な評価により溶液中で金属ナノ粒子が析出する際の駆動力や核生成挙動を可視化し,合成条件の最適化を試みた。